小平義雄連続殺人事件
①事件発生
1946年8月17日午前11時頃、東京都芝区(現、港区)の増上寺境内の雑木林から女性の腐乱死体と白骨死体が相次いで発見された。
その後腐乱死体の身元は6日から行方不明となっていたAさんと判明。
②犯人
警察はAさんと顔見知りの小平義男を逮捕。
小平はAさんを強姦したあと殺害したことを自供。
さらに10件の強姦殺人を認めた。戦後食料難の時代、小平は食料などをエサに女性の弱みにつけこみ連れだし犯行を重ねた。
③判決
取り調べに対して小平は犯行の様子を得意満面に説明した。
強姦だけでも30件以上の犯行をにおわせたが自供した10件のうち3件は証拠不十分で不起訴になる。
1948年11月16日最高裁で小平の死刑が確定した。
翌年10月5日、刑が執行された。